なんとかお金をかけずにMS処理を、、、と調べていると、Logicの標準プラグインもM/S処理対応しているとのこと。
Logic標準プラグインでも簡単にM/S処理が出来たので、やり方を書き残します。
目次
MS処理に期待すること
やり方
まとめ
MS処理に期待すること
M/S処理に期待すること、それは、「良い感じのサウンドになること」ですかね。
良い感じのところを、もう少し考えてみると、
Midには曲の中心になる楽器、ボーカル、ベース、ドラムなどがあって、Sideには、コード感やキラキラ感を出すギター、キーボードなどを配置することが多いです。
良い感じのサウンドって、メインがちゃんと聞こえて、サポートする音も良いバランスになっているということじゃないでしょうか。
M/S処理は、メインとサポートのバランスを取りやすい、調整しやすいってことじゃないかと思います。
やり方 【ステレオアウトトラック EQ編】
例として、ステレオアウトトラックの音をEQでMS処理する方法を書きます。
プラグインをインサートするときに、「デュアルモノ」を選びます。
EQをインサートしたら、「設定マーク」をクリックします。
次に、「Mid/Side」を選びます。
これで、Mid/Sideに分けて、EQ処理するようになったよ。
Mid、Sideを選んで、EQ処理しよう。
MS処理の手始めに、Side側のローカットをオン・オフにした時に、両端のスッキリ感に変化を感じるかということに着目(着聴?)してみるとわかりやすいと思うので、試してみてください。
また、スピーカーよりは、ヘッドホン、イヤホンで聞いてみると違いがわかりやすいと思うのでそちらも試してみてください。
まとめ
Logic標準プラグインで、MS処理をするには、
・プラグインをデュアルモノでインサートする。
・プラグインの設定画面で、Mid/Sideを選択する。
です。
コンプレッサーなど、他のプラグインでもできますので、ぜひ試してみてくださいね。
EQ、コンプで試した動画を作りました。6秒〜 処理前、1分20秒〜 処理後になっています。だいぶ微妙な差かもしれませんが、何かの役に立てばと思います。
感想、コメントなどありましたら、ぜひお寄せください。